カワバタモロコ:増殖へ試験飼育
毎日新聞 11月7日(水)16時19分配信
日本固有種で、環境省のレッドデータブック絶滅危惧1種に指定されるコイ科の淡水魚「カワバタモロコ」を試験飼育してもらうため、県は6日、大塚製薬板野工場(板野町)に1000匹を贈った。同社が工場内の池で育て、増殖や生態解明に役立てる。
カワバタモロコは県内では絶滅したとされていたが、04年に58年ぶり発見。産卵も成功し、3400匹(12年4月現在)まで増えている。
県は同社の他、日亜化学や鳴門市の大津西小と試験飼育の協定を締結。日亜化学に300匹、大津西小に100匹を既に渡し終えている。今後、企業などは生態に関して定期的に県に報告し、絶滅を防ぐことに役立てる。【大原一城】
11月7日朝刊
県は同社の他、日亜化学や鳴門市の大津西小と試験飼育の協定を締結。日亜化学に300匹、大津西小に100匹を既に渡し終えている。今後、企業などは生態に関して定期的に県に報告し、絶滅を防ぐことに役立てる。【大原一城】
11月7日朝刊
個人の意見
>カワバタモロコは県内では絶滅したとされていたが、04年に58年ぶり発見。
何とか未来へ繋がった命。
期待したい。
期待したい。