ホンモロコ 那珂川町で水揚げ

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産経新聞 11月9日(金)7時55分配信


 那珂川町久那瀬の休耕田を利用した養殖池で8日、コイ科の淡水魚、ホンモロコが水揚げされた。

 ホンモロコは、久那瀬ホンモロコ養殖組合(益子順一組合長)が馬頭高校水産科などの協力を得て、5月に約3アールの池に卵を放流し、体長10センチ前後に育てた。町内2地区にあるホンモロコの養殖池では、久那瀬地区が今年、町で初めての水揚げ。水揚げは池の排水ホースの栓を抜き、排水口に網を当てて流れ出るホンモロコを受ける方法で行われた。

 昨年から始めた養殖で、昨年の久那瀬地区は約30キロしか水揚げがなく、「失敗だった」(益子組合長)という。今年はイタチの被害などはあったものの、おおむね順調に育ち、益子組合長は「200キロ揚がればいいが、100キロあれば十分採算が合う」と期待を込めた。

 町も、休耕田の活用とともに、関西で高級魚とされ、高値で取引されるホンモロコを町の特産品にしようと、期待が高まっている。

個人の意見

 大小関係なく、コイ科の魚が大好きだ。