陛下発案の交配種コイ放流
産経新聞 11月9日(金)19時15分配信
ヒレナガニシキゴイは50年前、陛下が皇太子時代にインドネシアを訪問した際、鰭の長い同国産コイと日本産の交配を思いつかれたのがきっかけで、誕生した品種。皇居の池では来園者の目を楽しませてきたが、数が減ったため追加された。
両陛下は、品種改良などを行っている埼玉県から献上された15センチ程度のコイをバケツで、ゆっくりと池に放された。
二の丸庭園の池のコイは、平成3年にタイのチュラポン王女からプレゼントされたものなど22匹を両陛下が放流されて以来、世代交代を繰り返している様子だったが、最近は8匹まで減っていた。
側近は「国際親善のコイだから、両陛下は絶やしては良くないと考えられたのではないか」と話した。
個人の意見
我を含めた日本国民よ、コイのように逞しくあれ。