ポール・マッカートニー 11年ぶり日本ツアー






スポニチアネックス 11月12日(火)8時24分配信


 ◇ポール・マッカートニー 11年ぶり日本ツアー

 終演1時間後の11日午後10時58分、ポールは携帯電話の無料通信アプリLINE(ライン)の日本ツアー用公式アカウントに初めて書き込んだ。

 登録したファンから、日本での最高の思い出を聞かれ「京都で旅館に泊まって、畳の上で寝て、朝起きて囲炉裏(いろり)の周りに座ったこと」と英語で回答。和訳もされており、文末には可愛らしい顔文字が添えられている。


スポニチアネックス 11月12日(火)7時1分配信


 元ビートルズポール・マッカートニー(71)が11日夜、京セラドーム大阪で11年ぶりの日本ツアーをスタートさせた。

 5月に始まった世界ツアーの7カ国目。64年の「エイト・デイズ・ア・ウィーク」で幕開け。日本で初歌唱となった名曲に、会場を埋めた約3万6000人は早くも総立ちになった。

 日本語トークもさえた。11年前にも大阪で公演したことから「タダイマ、オオサカ~」「サンキュー、オオキニ」などと関西弁であいさつ。「今度は日本語覚えますけど、英語の方が得意です」と日本語でジョークも放った。

 39曲のうち25曲がビートルズナンバー。大観衆の「ポール」コールに応えたアンコールは、日の丸を振り回して登場。ラストは「イエスタデイ」「ヘルター・スケルター」「ゴールデン・スランバー」など至極のメドレーで締めくくった。

 2時間45分のエネルギッシュなステージ。古希を過ぎても若々しい歌声に、客席の喝采はやまなかった。

 兵庫県尼崎市から来た60代の男性は「完全に世代ですからね。エイト・デイズ・ア・ウィークを聴けた時は興奮しましたよ。最高としか言いようがない」と万感の様子だった。

 日本ツアーは全6公演。15日に福岡ヤフオク!ドーム、18、19、21日に東京ドームで歌う。


スポーツ報知 11月12日(火)7時4分配信

 元ビートルズポール・マッカートニー(71)が11日、京セラドーム大阪で日本ツアー(3都市6公演)をスタートさせた。11年ぶりの日本のステージで、ビートルズの「レット・イット・ビー」「ヘイ・ジュード」「イエスタデイ」などヒット曲を連発。年齢を感じさせない37曲のパフォーマンスで約3万6000人を魅了した。開演前には有料ながら自身のリハーサルを公開。触れ合いを大事にするポールらしく、ファンと交流する場を設けた。

 日本中が待ちに待った瞬間だ。ワインレッドの衣装に身を包んだスーパースターが舞台に現れると、会場のボルテージは早くも最高潮に。最初の2曲を終えたポールは「マイド、オオサカ! タダイマ~」と関西弁であいさつ。さらに「ニホンゴ、ガンバリマス。デモ、エイゴノホウガ、トクイダ」。11年ぶりの来日公演は“笑都”大阪らしく、ちゃめっ気たっぷりのジョークで始まった。

 アンコール含め全37曲中、半数を超える23曲がビートルズの楽曲だ。「ヒア・トゥデイ」は「ジョン(・レノン)のための歌です」と紹介。「サムシング」は「これはジョージ(・ハリスン)にささげたい」と、初来日となった1966年のビートルズ日本武道館公演でもステージをともにした元メンバーに思いを巡らせながら熱唱した。

 ポールの日本公演はその後はソロで90年、93年、02年に行っている。今回は今年5月にブラジルで始まった世界ツアーの一環。この日が7か国27公演目となった。71歳という年齢を考えると最後になるかもしれない来日ステージ。観客たちは一瞬も逃すまいと聴き入り、1曲ごとに大きな拍手を送った。アンコール明けには、日の丸を振りながら登場。英国旗を持ったバンドメンバーと並び、日英友好をアピールした。

 2時間45分の“初日”を「マタ、アイマショウ!」と客席に深々とおじぎして締めたポールは、12日も行われる大阪公演を終えると、15日は福岡公演。93年の来日時には大相撲九州場所に駆け付けたことがある相撲好き。関係者によると、その前後でスケジュールの都合がつけば、開催中の九州場所を20年ぶりに観戦するプランも浮上しているという。


サンケイスポーツ 11月12日(火)7時0分配信

 元ビートルズポール・マッカートニー(71)が11日、京セラドーム大阪で11年ぶりの日本ツアーをスタートさせた。ポールは約2時間半にわたり39曲(メドレー含む)を熱唱。ビートルズ時代の楽曲が半分以上を占める中、約3万6000人のファンは名曲の数々を大合唱し、71歳とは思えぬポールのパフォーマンスに酔いしれた。

 深紅のコートに代名詞のヘフナー・バイオリン・ベース。さっそうと登場したポールに、3万6000人の熱気が爆発した。オープニングはライブ初公開となるビートルズナンバー「エイト・デイズ・ア・ウィーク」。2曲目で新アルバム「NEW」から「セイヴ・アス」を披露すると、「マイド、オオサカ、タダイマ!」とあいさつ、関西人のハートをガッチリつかんだ。

 その後も「アリガト、オオキニ。コンバン、ニホンゴ、ガンバリマス」と関西弁MCを展開する一方、英語のトークには幅約6メートル、高さ15メートルの左右のスクリーンの下に日本語訳を流し、言葉の壁を乗り越えて盛り上げた。

 その字幕を使って、元妻のリンダ(享年56)のために書いた曲と紹介し、「メイビー・アイム・アメイズド」を披露。さらに日本語で、「ジョンノタメデス」とジョン・レノン(享年40)の死を悼んだ「ヒア・トゥデイ」を、「ジョージノタメデス」とジョージ・ハリスン(享年58)から贈られたウクレレで「サムシング」を熱唱。長い音楽人生で出会った仲間たちへの、募る思いを吐露するように歌い上げた。

 そして、後半戦はビートルズのヒット曲のオンパレード。本編最後の「ヘイ・ジュード」では、場内全員でお約束の大合唱となった。その後もアンコール、ダブルアンコールとたたみかけ、71歳とは思えぬエネルギーで全39曲、約2時間半のライブを完走した。

 年齢的にこれが最後の来日公演とうわさされているが、ポールは関係者に「ライブが大好き。限界も感じない」と話し、ステージに立つ意欲を持ち続けているという。それを証明するかのようなパワーを見せつけた日本公演初日だった。


個人の意見

 偉大な人だ。