戦国ロマン感じながら釣り大会


北日本新聞 9月28日(日)16時29分配信
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魚が針に掛かるのをじっくりと待つ参加者=砺波市の上和田緑地キャンプ場

 第4回増山城戦国釣り大会が28日、国指定史跡・増山城跡を望む砺波市の上和田緑地キャンプ場で開かれ、参加者が歴史と自然に親しみながら増山湖での釣りを楽しんだ。北日本新聞社共催。

 増山城は越中三大山城の一つで、戦国時代に上杉謙信一向一揆勢などが激しい戦いを繰り広げた。大会は幅広い年代が楽しめる釣りを通して、広く増山城跡を知ってもらおうと、地元の上和田自治会でつくる実行委員会(黒田英嗣委員長)が主催した。

 一般の部と少年の部(小学生以下)に計101人が出場。「エイエイオー」と鬨(とき)の声を上げ戦国ムードを盛り上げてから釣り糸を垂らした。湖にはコイやフナ、ニジマスなどがおり、釣った魚の体長や数によって大物賞、大漁賞が決まった。入賞者には地元栴檀野産のコシヒカリ新米「戦国米」が贈られた。

 今回は砺波市般若中学校の生徒18人が初めてボランティアで参加。釣果確認作業などを手伝った。用水を利用した子ども向けの釣り堀や、つかみ捕りもあった。

 釣り堀で魚を釣り上げた同市庄東小学校5年の浦島直樹君は「釣り上げることができて本当にうれしかった」と笑顔を見せた。
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 ◇一般▽大物賞(1)斉藤俊一(2)カンキチ(3)高田和明▽大漁賞(1)高田和明(2)谷ケ崎豊明(3)舟竹亮◇少年▽大物賞(1)梶原一真(2)吉永朋彦(3)小川綾乃▽大漁賞(1)梶原一真(2)吉永朋彦(3)小川綾乃


最終更新:9月28日(日)16時29分

北日本新聞

個人の意見

 こうした気軽なレクとしての釣り大会は、もっとあってイイと思う。
 釣果を得た思い出もご褒美の1つだし、豪華賞品などで1度に多くを集めようとせず、地域の釣り会へ相談するなりしてボランティアを募り、低予算で大会数を増やしてはいかがだろうか。