オープン・狭山市営「智光山公園 前山の池」


産経新聞 11月14日(土)7時55分配信

 狭山市智光山公園で15日、市営のヘラブナ釣り場「智光山公園 前山の池」がオープンする。昨年10月に閉鎖され、復活を望む声の高かった民間の「ヘラ鮒(ぶな)センター」を市が買い上げ、リニューアルした。

 同センターは昭和39年、市の誘致を受け、民間の事業者が湿地状の土地に人工池を造成。ヘラブナ専門の釣り場として開業し、クヌギ林に囲まれた、自然豊かな立地などが人気を集め、一部のヘラブナ釣り師からは「聖地」と言われていた。

 池は面積約6754平方メートル。市有地も一部含まれ、市は今年3月、池を含む約4700平方メートルの土地を購入。池の中央にある“島”まで設置されていた固定橋に加え、対岸まで渡れるように浮き橋を整備。200席の釣り座の間隔を広げるなど使いやすく改修した。ヘラブナは新たに2トンを放流し、来年3月までにさらに3トンを放流する計画だ。

 市みどり公園課は「緑に囲まれた絶好のロケーション。ヘラブナ釣りを堪能してほしい」とし、年間1万人以上の利用を見込む。

 料金は1日大人1800円、高校生以下800円。営業時間は3月まで午前6時半~午後3時半。4~9月は午前6時~午後4時。パークカフェも開業し、釣り場にコーヒーなどのワゴンサービスも行う。

個人の意見

 プレ・オープンとなる昨日14日は、メディアや釣り具関係企業を招いて、市長があいさつするなど盛大なセレモニーが行われた様子。