チョーチン王座決定戦 予選第1会場『筑波流源湖』


情報提供:BIZARRE
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■総合1位
染谷永心
釣果=48枚41・4kg
ブロック=8ブロック
サオ=18尺
ミチイト=1・0号
ハリス=0・5号 上65cm下80cm
ハリ=上下『OHバラサ』7号
ウキ=『扶桑』ボディー10cm、グラスムクトップ、ノーマル
エサ=『ガッテン』400cc+『浅ダナ一本』400cc+『凄麩』250cc+水250ccを、100回くらいかき回して仕上げる。手水で調整して使用。

■1ブロック
粕谷文夫 26・8kg
■2ブロック
大森重幸 32・6kg
大関一三 31・4kg
■3ブロック
都祭義晃 25・8kg
■4ブロック
伊草 緑 20・0kg 
■5ブロック
田尾幹夫 34・8kg
椎木敦行 30・0kg
■6ブロック
三輪野展光 30・4kg
■7ブロック
長野明正 37・2kg
関 由二 33・8kg
■8ブロック
佐々木吉光 29・6kg

 以上、12人が決勝出場権獲得。

敬称略。

 染谷永心氏に話を聞きました。

▼コメント
「エサ落ち目盛は、全13目盛中、両バリを付けて3目盛沈めですが、アタリを取る位置はぶっちゃけバラバラなのです。これに関しては大概いつもバラバラなんですが、エサの持ち加減(ウキが立ってからの時間、入るスピードが目安)で食い頃になっているエサの大きさが一定ではないから、アタリを取る位置は、それを見極めながらアワせています。大会当日は、風がどんどん強くなり、それに準じてエサもかなり難しくなっていきました。その対策として、みなさんは短竿に交換していたようですが、自分は長い竿、17~18尺付近のタナは“いい魚”がいたので、この状況だったら“さばける”と強気でいきました。
 とにかくカラツンがヤバくて、アタリ数だけで言ったら“70kg以上”釣れるような雰囲気になりましたよ。風と流れは竿を送って(あたかもジョイスティックのように穂先の位置を前後左右に調整する)対応しました。ロッドワークによって出るアタリに関して“止めてアタる”のと“送ってアテる”のじゃヒット率がまったく違ったのです。
 自分のエサは、もう何年も前から使っているタッチなので慣れているのですが、父親を含めて他の釣り人にエサ見せたら“こんなの持たねぇ”といわれるような状態です。
 自分のスタイルに当てはめるためでもあるのだろうけれど、一般的に“アタリを取る位置を決めてる人”が多いですよね。しかし自分の考えは“毎回、魚は違うんだし追っかけ方も一定じゃないから同じエサの持ち方になるわけがない”と思って、臨機応変にいいアタリをアワせています。
 そもそも“魚は上ずるもの”だと思ってるので、ここでアタって欲しいとか、そういう位置をあまり気にしないのです。
 私が“一番ダメ”だと思うのは“早いアタリだけを取る”ことですね。早いアタリを取って食わせたならいいけど、空振ったら次は入れたアタリを取るとか、そういう感じで、上ずらせた分の帳尻を合わせないといけない。いろいろなアタリに手を出す分、こういうところを上手く保ってやってくのが私の釣り方なんですよね」