<こんにゃくゼリー>マンナンライフが製造再開、来月販売へ

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11月26日11時29分配信 毎日新聞

 ミニカップ入りのこんにゃくゼリーをのどに詰まらせた幼児が窒息死した事故を受け、10月から製造を中止していた食品メーカー「マンナンライフ」(群馬県富岡市)は26日までに、事故防止策が整ったとして製造を再開した。12月5日から販売を再開する見通し。

 同社によると、事故防止策として(1)パッケージの正面に大きく「小さなお子様や高齢者の方は絶対に食べないでください」とのお願いを記載(2)裏面の警告文に「凍らせると硬さが増すので、凍らせないで」と追記(3)個別の包装にも「警告マーク」を記載(4)原料のこんにゃく粉を減らしてゼリーを少し柔らかくする--などの措置を取ったという。

 販売を再開するのは「蒟蒻(こんにゃく)畑」(25グラム、12個入り)と「蒟蒻畑ライト」(24グラム、8個入り)のいずれもぶどう味、りんご味、白桃味の計6商品。

 同社によると、一連の事故に関して農林水産省から通知を受け、業界3団体と協議した結果、「一口タイプのこんにゃく入りゼリーの事故防止策」をまとめるなどし、警告マークを拡大した商品の製造準備が整ったため、販売再開を決めたという。【畑広志】

個人の意見

 コーヒーが熱くて、マクドナルドを訴えたとか・・・詳しくは分からないけれど、そういうのを「変」だと興味を惹かれるから、世界的なニュースになって各国で取り上げられる訳です。
 申し訳ないけれど・・・蒟蒻畑の事故報道も、世間的にはその延長上にありませんかね? 
 蒟蒻畑のテレビCMは、色々なパターンがあったけれど共通して「若い女性がウエストをくねらす」ものだったし、痩身と無関係の、子どもや年寄りは対象外という印象がありますよね。

 ゼリーを凍らせて食べるB級グルメは、餅を噛まずに飲む風習と同じく、事故が起こったら自分の責任じゃないでしょうか。

 責任者出てこい! を叫ぶ前に、自ら行った行為を振り返る様にしたいですね。





8月20日2時31分配信 毎日新聞
 窒息事故が相次いだ「ミニカップ入りこんにゃくゼリー」のリスク評価を巡り、19日開かれた食品安全委員会の会合で、消費者庁の方針に批判が相次いだ。同庁は7月、「餅やあめよりリスク要因が多く、業者に商品の改善を促す」と打ち出したが、食品安全委の委員から「中立公正なのか疑問」などの異議が出た。消費者庁は同委に再諮問する方針を示し、法規制するかの判断がさらにずれ込む見通しとなった。

 食品安全委は6月、こんにゃく入りを含むミニカップゼリーの窒息の危険性について、「餅に次いで、あめと同程度」と消費者庁に答申していた。同庁は独自に信州大に窒息事故の再現実験を依頼。「重い事故につながるリスク要因が複数ある」との結果を受け、7月の方針をまとめた。食品安全委の答申よりリスクを高く評価した形となり、この日の食品安全委で反発を招いた。

 委員からは「都合のいい結論を出すために新たな実験を行うことにつながる」「消費者庁が自らリスク評価をするのは中立公正でない」などの批判が出た。消費者庁は席上、再度の諮問を表明したが、前回答申からわずか2カ月での再諮問の方針は異例。【山田泰蔵】


個人の意見

 食の安全は、口に運ぶ個人にも責任があるような気がする。
ここのところ国民全体に無責任なクレーマー癖が付いてきて、相手を思いやるモラルが崩壊した。

 個人的な話だが、おそらく、これまで100個以上こんにゃくゼリーを食べている。もちろん、事故なんて起こしていない。事故報道以来、製品には対象者を限定する注意書きもあるし、製品自体も改善された(食感は物足りなくなったが)。それでも、まだ、こうしてメーカーを追い詰める。生産中止に追い込みたいのだろうか。

 ともかく、我われは食べられるかどうかという、生物として基礎的な自己判断能力を失ってはいけないと思う(当然だが、個人では判断できない毒ギョウザや偽装ウナギの話とは別次元の話だ。こういうものは、御上が厳しく取り締まっていただきたい)。

 例えば、異常に短い賞味期限のおかげで、食品廃棄が増え、在庫管理から小売販売店の経営も圧迫している現実。捨てることで大量生産のサイクルが成り立っていることに、関係者は疑問を持たないのだろうか。