清酒鑑評会:昨年の天候良く、上々の出来栄え


9月9日13時2分配信 毎日新聞
 日本酒の出来を評価する清酒鑑評会が8日、山形市松栄2の県工業技術センターで開かれた。酒蔵関係者ら約20人が審査員となり、県内の純米酒76点と吟醸酒169点の計245点を審査した。
 県酒造組合の主催。10月に仙台で開かれる東北6県から出品される鑑評会に向け、欠点などを最終的に確認する。味や切れ、香りなどのバランスがとれた酒になっているかを5段階評価で審査した。審査員はコップに1合ほどつがれた日本酒を口にふくんだりにおいをかいだりして、出来を確かめていた。
 県工業技術センター酒類研究科の小関敏彦研究主幹兼酒類研究科長は「昨年は8月下旬以降の天候が良かったために酒米の出来も良く、全体的に良い出来だった。山形は毎年レベルが高いので10月の鑑評会でも入賞が期待できる」と評価していた。【浅妻博之】

9月9日朝刊

個人の意見

 10月の結果が楽しみなのと同時に、今年のお米はどういう出来なのか心配です。