釣りが趣味。ゴルファー石川遼選手


11月25日7時51分配信 サンケイスポーツ


 2億円超えで賞金王! 男子ゴルフの「カシオ・ワールドオープン」は26日、高知・Kochi黒潮CC(7300ヤード、パー72)で開幕。賞金ランク1位の石川遼(18)=パナソニック=は24日、練習ラウンドを行った。今大会での賞金王を目指す石川は優勝賞金と同じ4000万円で到達する、史上3人目の年間2億円超えを目指すことを宣言。達成すればプロスポーツ界初の10代2億円選手だ。

 ゴルフには細部にまでこだわる遼クンも、無頓着?な部分があった。

 「先週が終わるまで全然知りませんでした。気づいてビックリ。僕にもチャンスがあるんだと。気合が入ります」

 それは年間賞金2億円突破。今大会の優勝賞金4000万円をプラスすれば2001年の伊沢利光以来、史上3人目(4度目)の快挙になる。18歳での2億円突破なら、22歳で到達したプロ野球日本ハムダルビッシュを超えプロスポーツ界最速。史上初の10代2億円プレーヤーとなる。

 「仕事をして稼ぐという自覚も出てきた」という遼クンは、この日の9ホールの練習ラウンドでは「ドライバー、アイアン、アプローチでもハンドファーストに構えた」とスイング改良。フォローを長くすることを意識しての「さらに飛ばすための練習です」。

 前日の船釣りでは、40センチのカンパチを釣り上げた。
「大物を釣れましたから、この試合でも大物を。それが何かはご想像にお任せします」。もちろん、優勝しての賞金王&2億円超えだ。





 現在賞金ランキング首位の石川遼が優勝し、同2位の池田勇太が7位以下に終わった場合、石川の最年少賞金王が誕生するという展開で迎える国内男子ツアー「カシオワールドオープン」。月曜日に高知県に入った石川は、コースには姿を見せずイベントと趣味の釣りに時間を費やした。

翌火曜日にはコースに現れたが、アウトコースの9ホールのみ練習ラウンドを行い、体調管理を最優先しコースを後にした。そして大会前日の水曜日はプロアマ戦に出場し、18ホールをラウンド。決勝ラウンドでイーグル賞のかかった18番パー5では、追い風にも乗り2オンに成功。イーグルパットは1mショートしたが、バーディで締めくくり、笑顔でクラブハウスに引き返してきた。

「ショットが最近の数試合に比べ格段に良くなっているわけではないが、良い準備はできています。このコースは広いのでティショットは打ちやすいが、グリーンが大きくてアンジュレーションもあるので、2打目はピンポイントに狙っていかないと。ティショットは広いからと安心して打つと、この広い幅以上に曲がってしまうので、ティショットもピンポイントで狙っていきます。特別飛ばす選手が有利ということもないですね。アプローチやパッティングのショートゲームをまとめた人が上位に行くと思います」と、冷静に戦略と展開を分析する。

 賞金王争いでライバルとなる池田とは、スタート前に言葉を交わした。「昨日の前夜祭で、池田さんと2人でトークショーをする予定だったのですが、池田さんの手首(痛)の関係で、僕1人になったので、その話をしました。手首の状態についても聞きました。なるべく練習などで多くの球を打たないようにしたいと言っていました」。石川はライバルの体調を気遣う。

 さらに試合を目前にした気持ちについて「先週、先々週とは違う。ここ2週間は苦しかったが、今週は明るい兆しが自分に来ている感じです」と、表情も明るい。プロアマ後は、パッティングの練習を行い、明日からのラウンドへ最終調整を行なった。



11月24日9時22分配信 デイリースポーツ

 「カシオワールド」(26日開幕、Kochi黒潮CC)
 男子ゴルフの国内ツアー賞金ランク1位の石川遼(18)=パナソニック=が23日、カシオワールドオープン(26日開幕、高知・Kochi黒潮CC=7300ヤード、パー72)に向けて高知入りした。7月の全英オープンの予選ラウンドで同組だったタイガー・ウッズ(33)=米国=の米ツアー賞金王に続き、リー・ウェストウッド(36)=英国=も欧州ツアーで賞金王を獲得。悲願の賞金王へ、2人を刺激に残り2試合への発奮材料とする。
  ◇  ◇
 “吉報”と言っていいだろう。全英オープンで実現した3人のペアリングのうち、2人が賞金王になった。実力者たちに続き、石川も手を伸ばせば届く位置に賞金王がある。ウェストウッドの賞金王獲得は、残り2試合となった時期に最高のムチとなった。
 4カ月前は想像もしなかった。「3大ツアーで、あのペアリングがこうなるのは、あまりないことですよね。まさか自分が、お2人とプレーしたとき、この終盤で賞金王を争っているとは思わなかった」。石川の驚くべき成長力が、不思議な運命を導いた。
 何より刺激になった。ウェストウッドとは、中国・上海でのHSBC選手権で再会し、あいさつした。「あれだけの選手と話せていると思うと本当に不思議」という近くて遠い存在だが、「僕もあれから3勝できた。全英オープンのときとはまた、僕も変わっている」と、3人による3大ツアー制覇はこれ以上ない闘志をかき立てる材料だ。
 この日の午後は、高知・西分漁港から船で釣りに出掛けた。先週は宮崎・青島の岩壁沿いで20センチ程度のフグが釣れたが、父・勝美氏の「小さいのだったから(ダンロップ・フェニックスは)22位だった。今度は大きいの釣らないと」と気合に乗せられたように、カンパチ2匹、マダイ4匹をゲット。一発目で40センチのカンパチを釣り上げ「オーッ」と歓声を上げた。
 今大会、石川が優勝し、賞金ランク2位の池田が7位以下で、今週にも史上最年少の賞金王が誕生する。「優勝以外ないみたいなんで、始まる前からは言いにくい」と控えめだが、“めでタイ”週にしたいところだ。


個人の意見

 ヘラブナ釣りをして欲しいものです。


=参考画像=
Paula Creamer選手

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