寒ブナ漁:海津の中江川で解禁 甘露煮などで正月の食卓に

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2010年12月26日 asahi.com

 海津市の池で25日、地元に伝わる「寒ブナ漁」が始まった。漁は、市内4カ所の池で1月末ごろまで続けられる。
 同市海津町沼新田の「シシ池」ではこの日、寒風が吹く中、市漁業協同組合(安立敏行組合長)の組合員15人が、くじで網を張る場所を決め、日の出まもなく6隻の舟を繰り出し、刺し網を張る伝統の漁を披露。約1時間後、網にかかった20~30センチほどのフナやコイなどが次々と舟に引き揚げられた。
 フナは、海藻で巻いた「あらめ巻き」や「フナみそ」など郷土料理として正月の食卓などに並べられるという。(梶田正)


毎日新聞 12月26日(日)11時25分配信
 海津市海津町沼新田の中江川で25日、冬の風物詩・寒ブナ漁が解禁となった。待ちわびた市漁業協同組合の組合員たちが、刺し網漁でこれから旬を迎える寒ブナを次々と捕獲した=写真。
 日の出とともに15人の組合員が6隻の舟で川にこぎ出し、強風の中、慣れた手つきで網を張った。1時間ほどして網を揚げると体長30センチ前後のヘラブナやマブナが何匹も掛かっており、勢い良くピチピチと跳ねながら水中から姿を現した。
 「寒ブナは脂が乗っていておいしい」と言われ、取れたフナは、地元の魚屋や家庭で、輪中地域伝統のフナみそや甘露煮にされ、正月の食卓を飾る。
 同池の漁期は来月末まで。解禁日のこの日、池の周囲では、とれたての魚でコイ汁や刺し身も振舞われた。安立敏行組合長は「今年も平年並みの漁が期待できるのでは」と話していた。【子林光和】

12月26日朝刊


個人の意見

 クリスマスは中京にいたので、七面鳥ではなく「世界の山ちゃん」へ行っちゃいました。
フナはたくさん見ましたが、食べることはなかったな~。