巨大な新種ザリガニ

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ナショナルジオグラフィック式日本語サイト 1月24日(月)15時12分配信
 テネシー州のショールクリークでは過去50年にわたって調査が行われてきた。その川底の岩の下から新種の大ザリガニが発見されたことは、遠くアジアやアフリカにある河川や湿地帯まで旅をせずとも身近な場所で新種の生物を発見できることを示している。

 アメリカ南東部には多様な水生生物が生息する。特にアパラチア山脈南部を中心とする地域には数百もの泉、池、早瀬や河川、湿地帯が点在し、固有種が小さな個体群を形成している。南東部は淡水生ムール貝の世界最大の生息地で、淡水生の巻貝やザリガニ、カメも豊富に生息する。さらに、亜種を含めると約 1000種いるアメリカ産淡水魚のうち700種近くが生息している。

 新種のザリガニを発見した水生生物学者チームの一人で、イースタン・ケンタッキー大学で生物学を教えるギュンター・シュースター教授は声明で、「アメリカは毎年数百万ドルもの助成金を交付して、生物学者をアマゾンや東南アジアなど世界各地へ派遣して生物多様性の調査研究を行っている。しかし皮肉なことに、国内での同様な調査への助成金はごく限られている。国内にも調査するべき地域がまだ数多く存在しているのだが」と述べている。

(Photograph courtesy Carl Williams)

個人の意見

>身近な場所で新種の生物を発見できることを示している。

 日本は、どうでしょうか。
何となく「もしかすると、知られることなく絶滅しちゃった生き物がいるかも知れない」と考えてしまいます。