「釣りガール」2


東京ウォーカー 1月1日(土)9時0分配信

アウトドア系ファッションや登山を楽しむ女性は、以前から多く存在しているのだが、2010年には“山ガール”という流行語を通して、世間一般にも広く浸透した。そんな中、実際に山に登っている女性に対してアンケートを実施し、「女性の登山者は増加中だと思うか」と質問したところ、なんと90%が「そう思う」と回答。さらに76%の人が「山ガールのファッションもブームが続いていると思う」と答え、言葉だけでなく娯楽としての登山&ファッションを楽しむ女性が増えているようだ。


コロンビアスポーツウェアジャパンは、今回、「2010年に1回以上登山をした」女性500人に対して、「登山とファッションに関する意識調査」を実施。「あなたは登山が好きですか?」と聞いたところ、76%が「好き」と回答し、苦しみや辛さより「自然と触れ合えて健康的なところ」や「頂上に登った時の達成感」が感じられる点が、登山人気の理由となっていることが分かった。そんな彼女たちに、「現在、女性の登山者は増えていると思いますか?」と質問すると、90%が「そう思う」と回答。多くの人が女性登山者の増加を実感していることが判明した。

それでは、その女性登山者たちは、“山でのファッション”についてどのように感じているのだろうか? まずは「登山のファッションにこだわりはありますか?」と聞いたところ、54%と、2人に1人以上が「ある」と答え、山で使うファッションアイテムを選ぶ際には、ただ機能性だけを見るのではなく、デザインにもかなり注目していることが分かった。

また、「山ガールのファッションのイメージ」を挙げてもらうと、1位が「かわいい」(51%)、2位が「機能的」(41%)、3位が「オシャレ」(31パーセント)という結果に。この流行語には、ポジティブなイメージが抱かれていることが判明した。

次に、今年多くのメディアで取り上げられた「山ガール」のファッションについて、「いま現在もブームであると思うか?」と問うと、76%が「思う」と回答。「実際に自分も“山ガール”を意識したファッションをしているし、アウトドア専門店でもそういったコーナーができている」という声や、「最近はオシャレをして登山する人をよく見かけるようになった」といった声が多く聞かれた。ちなみに、「山ガール」の次にヒットしそうなものとして、現在メディアで注目を集めているのが「釣りガール」。2011年は、釣りガールファッションが流行するのかもしれない!? 【東京ウォーカー



日経ウーマンオンライン(日経ウーマン) 1月24日(月)10時14分配信

■女性が始めやすい釣りって何だろう

 この連載、釣り経験がほとんどない女性を釣りに連れて行くことで、その魅力に気づいた彼女達がどんどんと釣り好きになっていく過程を追っていくドキュメンタリーのはずだったのだが、初回のワカサギ釣りで「寒いだけで一匹も釣れない」という、初心者に一番体験させてはいけない状況に陥ってしまった。釣り幹事失格。主な理由は私のリサーチ不足。あれは本当にごめんなさい。


 しかしこのまま終わるわけにはいかないでしょうということで、昨年のうちに担当編集者である関口さん(釣り初心者の男性)とリベンジ計画を練り、同じメンバーで1月16日に再チャレンジをすることにしたのだが、そんなときに限ってこの冬一番の寒波到来。

 このタイミングの悪さは何なのだろう。某ハンカチ王子は「何かを持っている」といわれているらしいが、私は「何かを持っていない」のかもしれない。それも大切な何かが。

 このままだと前回以上に過酷なワカサギ釣りになってしまいそうだが、釣りのスケジュールを変更するのも私以外みんな忙しい身なので大変だ。そこで急遽別の魚を狙うことにした。

 関口さんといろいろ検討した結果、釣り船に乗ってのアジ釣りに決定。山登りでいったら高尾山みたいに初心者からベテランまで幅広く愛されている釣りである(山登りはしないので適当に言っています)。船での釣りというとハードルが高いイメージがあるかもしれないが、最近は初心者大歓迎を謳っているところも多く、最近のスキー場のように貸し道具が充実しているので、釣り道具が一切なくても大丈夫。

 今回お世話になった「つり幸」さんは最寄駅が川崎駅と都心からアクセスが良く、アジ釣りは午前船と午後船があり、午後船なら出船が12時半なので早起きをしなくても大丈夫。さらには女性は乗船料半額という、男性からみれば夢のようなサービスまであり、実際女性客も多い。

 この日のスケジュールは、11時に川崎駅集合、12時半につり幸から出船、16時半にアジをたくさん釣って帰港、17時に居酒屋で釣った魚を料理してもらって宴会という、釣る喜び、食べる喜びを同時に味わえる夢のような一日だ。本当の贅沢とはきっとこういうことをいうのだろう。これで主役の女性二人が釣りを好きにならないわけがない。

 天気予報では強烈な寒波の影響で全国的に大荒れだったのだが、川崎は風も弱く見事な晴天。前回何も釣れなかった釣りガール初心者の染原さんから、「今日釣れなかったら、もう一生やりません!」という強烈な圧力に若干胃がシクシクするも、この天気なら大丈夫だろう。もう一人の初心者である小路さんは、「次は深海魚とか目が飛び出ているやつを釣りたい!」と、もうアジを釣ったかのように次の計画まで立て出した。それにしても深海魚って。

■そういえば釣りガールって何だ

 ところでこの連載のキーワードとなっている「釣りガール」という言葉、いろいろな捉え方ができるとは思うのだが、ざっくり言えば「釣りが好きな女性」という意味でいいと思う。これが「釣り男」だと、毎週末必ず船に乗っていたり、何万円もする竿を何本も持っていたり、憧れの人物が松方弘樹だったり、釣りバカ日誌の最終回で号泣していたりと、かなりコアな海の男になってしまうが、ここではもっと気軽な感じで「釣りガール」というキーワードを位置づけしたい。

 一人で、あるいは女性だけで釣りに行こうとすると、何でも自分だけでできないといけなくなるが(実際は船長などがサポートしてくれるけど)、最初からそこを目指す必要はないと思う。まずは釣りに詳しい人に連れて行ってもらって、一度釣りをしてみること。魚を釣る行為そのものは決して難しいことではない。そして魚を釣ることが楽しいと感じれば、それでもう十分「釣りガール」なのだと思う。そして西田ひかるは「ナオリタガール」なのだ(昔、そういう頭痛薬の CMがあったのです)。

 釣りが好きなればもっといろいろな魚を釣ってみたくなって、自然と仕掛けの作り方を覚えたり、道具を揃えたりしていくだろうし、別に永遠の初心者のままで誰かと一緒に行く釣りを続けることだってできる。ゴルフでも山登りでもそうだと思うが、初心者に教えることが好きな人って結構世の中に多いと思うよ。私もそうだし。

■午前の船ではアジがそこそこ釣れたらしい

 釣り船屋(船宿といいます)で竿、リール、救命胴衣、クーラーボックスなどフルセットをレンタルしたところで、午前のアジ釣り船が戻ってきた。船から降りてきたカップルに釣果を聞いてみたら、二人でアジが18匹とのこと。午前は寒波の影響で風が強くて釣りにくかったようだが、天気予報によれば午後からだんだんと風が収まってくるはず。

 この様子なら一人10匹くらいはどうにか釣れそうだ。いや、釣れないと困る。とても困る。(つづく)

玉置豊

個人の意見

 森ガールと一字違いで「釣りガール」。

 この言葉を知ったのは、年末夕方のNHKニュース枠でした。
諏訪湖で、ドーム船に乗ってワカサギを釣っている女性優先企画ツアーの映像だった様な。

 「おはよう日本」でも紹介されたそうです。
年が明けると、NHKの報道熱が一気に帯びてきました。

1月11日放送 6:30 - 7:00 NHK総合
NHKニュースおはよう日本 暮らし最新事情
最近おしゃれをして釣りを楽しむ釣りガールが注目を集めてると、横浜市の海釣り施設で釣りを楽しむ釣りガールを取材。

1月12日放送 18:10 - 18:52 NHK総合首都圏ネットワーク山ガールの次は“釣りガール”
女性のアウトドアの新しい形として、釣りを楽しむ釣りガールが今増えている。その背景には、女性を取り込もうとする釣具メーカーの動きがある。
埼玉県に住む松本昌子さんは、週末の度に釣りにでかける筋金入りの釣りガールだという。松本さんは、釣りにはださいイメージがあるので、その中でも女の子らしく可愛くいこうと想っていると話した。