今年はチャリティー「HERA-1」

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毎日新聞 6月6日(月)12時15分配信
 紀州へら竿(ざお)の里、橋本市清水の紀州製竿(かん)組合研究池「隠れ谷池」で5日、「東日本大震災復興支援ヘラワンチャリティー釣り大会」が開かれた。40センチのヘラブナを釣った奈良県田原本町の会社員、石橋好章さん(55)が優勝した。参加費の一部や会場での募金などで集まった義援金約50万円は、市を通じて被災地に贈られる。
 同市は、伝統的な竹竿では全国シェアの90%を占める日本一のへら竿の里。例年は「全国ヘラブナ釣り選手権大会」(HERA-1グランプリ)を開き、全国4カ所の予選を勝ち抜いた釣り師らが日本一のヘラ釣り名人の座を競う。今回は大震災で自粛も検討されたが、「今はみんなが元気を出すことが大切。復興に役立てよう」と、誰でも参加できるチャリティー釣り大会とした。
 関東地方や西日本などから100人が参加した。緊張感が高まるグランプリ大会とは異なり、和やかな雰囲気で竹竿の釣りを楽しんでいた。【上鶴弘志】

6月6日朝刊


産経新聞 6月6日(月)7時55分配信
 橋本市の隠れ谷池で5日、全国から約110人が参加して「東日本大震災復興支援-ヘラワンチャリティー釣り大会」が開かれ、全国から約110人のヘラブナ釣りファンが集まり腕を競った。

 全国の竹竿生産90%を占める同市の紀州製竿組合などが主催して、東日本など4地区で予選会を勝ち抜いた日本一の釣り師を決める全国ヘラブナ釣り選手権大会を開催していたが、今回は大震災の影響で予選会を中止。応募形式でチャリティー大会として開いた。

 参加者は独自に調合したえさを使い、微妙なアタリに集中しながら竿を合わせていた。優勝は40センチを釣り上げた奈良県磯城郡の石橋好章さん(55)だった。

 小学6年の長男と参加した奈良市の籔恭司さん(56)は「竹竿の独特の感触にはまり、初参加した。じっくりと手応えを楽しめた」と話していた。

 会場には募金箱が設けられ、参加費の一部と合わせて大震災義援金として被災地に贈る。

個人の意見


 イベント自体を中止してしまうと、今まで続けてきた意義、守ってきた灯火を消してしまう恐れがあります。チャリティーという形は不謹慎にならず、どちら側にも角が立たない方法ですね。