謎のアユ大量死 金沢の川で1万匹 原因不明
石川県と金沢漁業協同組合が回収を始め、15日正午現在、約1万匹の死骸を回収した。
金沢市環境指導課が14日に行った簡易検査では、残留塩素やシアン、クロムの反応はなく、酸素量とpH値も正常値だった。同課が引き続き、周囲の水やアユを回収して異常がないか検査を行っている。
浅野川は16日にアユ釣りが解禁される。同漁協は、4月末から24万匹の稚アユを放流した。八田伸一組合長(65)は「アユ釣りを楽しみにしている人がいるので、解禁を遅らせることはない」と話している。
<アユ大量死>金沢の川で1万匹 原因不明
毎日新聞 6月15日(水)13時2分配信
金沢市中心部を流れる浅野川で14日夕、約5キロにわたって大量のアユの死骸が見つかり、石川県が約1万匹を回収した。市が3カ所で水質検査をしたところ、有害物質などは検出されず原因は不明。
毎日新聞 6月15日(水)13時2分配信
金沢市中心部を流れる浅野川で14日夕、約5キロにわたって大量のアユの死骸が見つかり、石川県が約1万匹を回収した。市が3カ所で水質検査をしたところ、有害物質などは検出されず原因は不明。
14日午後4時ごろ、県警金沢中署に「魚が大量に浮かんでいる」と通報があった。県や市が調べたが水面に油膜などはなく、化学臭なども確認できなかった。回収したアユはエラに異物が詰まるなどの異常がなく、大半が口を閉じているため酸素欠乏が原因とも考えにくいという。一時的に有害物質が流れた可能性もあり、県などが調べている。
浅野川では16日にアユ釣りの解禁が予定されており、金沢漁協が4月下旬以降、稚魚25万匹を放流した。解禁は予定通り行うという。【松井豊】
時事通信 6月15日(水)13時18分配信
金沢市の浅野川で14日、アユが大量に死んでいるのが見つかった。市や石川県によると、アユの死骸は同市田上の朝霧大橋から下流約6キロにわたって大量に浮かんでおり、15日までに県作業員らが約1万匹の死骸を回収した。
市は14日に簡易の水質検査を行ったが、特に有害物質などは検出されなかった。市環境指導課は「現段階では原因は全く分からない」としており、引き続き詳しく検査する。
浅野川では予定通り16日にアユ釣りが解禁される。
金沢市の浅野川で14日、アユが大量に死んでいるのが見つかった。市や石川県によると、アユの死骸は同市田上の朝霧大橋から下流約6キロにわたって大量に浮かんでおり、15日までに県作業員らが約1万匹の死骸を回収した。
市は14日に簡易の水質検査を行ったが、特に有害物質などは検出されなかった。市環境指導課は「現段階では原因は全く分からない」としており、引き続き詳しく検査する。
浅野川では予定通り16日にアユ釣りが解禁される。
日本テレビ系(NNN) 6月15日(水)14時6分配信
アユ釣りの解禁が16日に迫った石川・金沢市の浅野川で14日、大量のアユが死んでいるのが見つかり、石川県などが15日朝から死骸の回収作業を進めている。
アユ釣りの解禁が16日に迫った石川・金沢市の浅野川で14日、大量のアユが死んでいるのが見つかり、石川県などが15日朝から死骸の回収作業を進めている。
14日夕方、金沢市内を流れる浅野川の約5キロの区間で、大量のアユが死んでいるのが見つかった。この事態を受け、県と金沢漁業協同組合は、15日朝から死骸の回収に当たっている。これまでに約1万匹が回収されているが、県などは、少なくとも約3万匹が死んでいるのではないかとみている。30年以上、川で友禅流しをしている職人は、これだけ大量の魚が死ぬのは聞いたことがない、と話している。
現在のところ、有毒な物質などは検出されておらず、県などは今後、水質の分析や死んだアユを調べることにしている。
TBS系(JNN) 6月15日(水)14時21分配信
アユの死がいが見つかったのは、市街地に近い金沢市田上本町から橋場町にかけてのおよそ6キロで、14日午後4時ごろ、住民が発見しました。石川県では、15日朝から川をパトロールし、これまでにおよそ1万匹の死がいを回収したということです。
アユの死がいが見つかったのは、市街地に近い金沢市田上本町から橋場町にかけてのおよそ6キロで、14日午後4時ごろ、住民が発見しました。石川県では、15日朝から川をパトロールし、これまでにおよそ1万匹の死がいを回収したということです。
「たくさん魚が死ぬなんて、私も長いこと川入っているけど、あんまり経験がない。死ぬということになると、有毒物質が流れたということだから、そんな時にたまたま反物を流して、そういう変な物がくっついてくると困る」(加賀友禅の職人)
最終更新:6月15日(水)17時50分
TBS News i
個人の意見
毎日新聞 6月14日(火)12時1分配信
12日午前8時15分ごろ、「美濃市前野の長良川右岸の水路でアユなどの魚が死んでいる」と長良川中央漁協から県に通報があった。
県中濃事務所環境課が調べたところ、水路(幅1~5メートル、水深30~50センチ)の約1キロにわたってアユやハエなど約120匹が浮いて死んでいた。水質を検査した結果、低濃度の残留塩素0・4ppmが確認された。同日午前9時以降はアユの生存魚が確認され、被害は広がっていないという。
県の調査で、美濃市前野の大福製紙が配管を塩素物質で清掃した際、中和処理が不十分なまま廃液を放流したことが原因と判明した。県は同社を厳重注意するとともに再発防止策を講じ、事故報告書を提出するよう指導した。【立松勝】
12日午前8時15分ごろ、「美濃市前野の長良川右岸の水路でアユなどの魚が死んでいる」と長良川中央漁協から県に通報があった。
県中濃事務所環境課が調べたところ、水路(幅1~5メートル、水深30~50センチ)の約1キロにわたってアユやハエなど約120匹が浮いて死んでいた。水質を検査した結果、低濃度の残留塩素0・4ppmが確認された。同日午前9時以降はアユの生存魚が確認され、被害は広がっていないという。
県の調査で、美濃市前野の大福製紙が配管を塩素物質で清掃した際、中和処理が不十分なまま廃液を放流したことが原因と判明した。県は同社を厳重注意するとともに再発防止策を講じ、事故報告書を提出するよう指導した。【立松勝】
6月14日朝刊