防波堤の釣り利用で指針


時事通信 5月4日(水)2時31分配信
 国土交通省は3日、本来は立ち入り禁止の防波堤で釣りをする人が後を絶たず、転落事故も起きている状況を受け、防波堤を釣り場として開放する際の安全対策を示した指針を作成する方針を決めた。数カ所の防波堤を試験的に開放し、安全に釣りをするための管理体制や必要な設備を検証。その結果などを基に、今年度中に指針をまとめる予定だ。
 防波堤は、外海からの波を防ぎ港内を穏やかにしたり、津波による浸水を防止したりするのが目的。人の利用を想定していないため、自治体や港湾管理者は通常、立ち入り禁止の看板や柵を設けるなどの侵入防止策を実施している。
 しかし、釣り愛好家から良好な釣り場と見られ、侵入が恒常化している防波堤もあるという。荒天時の高波などで海に転落し、死亡する事故も起きているため、同省は防波堤の釣り利用を想定した指針を作り、自治体や港湾管理者が防波堤の開放を検討する際に参考にしてもらうことにした。

個人の意見

 同ニュースでは、自己責任だというコメントが多く見られます。
「悪人=釣り人」の括りにされたくないので、マナーを守ることができない人、危ない場所が分からない人はアウトドアをしないで下さい。