タナゴ保全で日韓交流

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カナロコ 8月19日(金)16時15分配信


 国指定の天然記念物でもあるコイ科の小型淡水魚、ミヤコタナゴ。保全に力を入れる観音崎自然博物館(横須賀市鴨居)が韓国の研究者と交流を続けている。タナゴは韓国でも保護対象で、今月から保全に向けて本格的に研究協力を進める検討に入った。

 ミヤコタナゴは体長5センチ程度の日本固有種で、東日本の川やため池などに生息している。きれいな水にすむ淡水二枚貝に産卵するため水質の指標にもなるが、開発のために数が減っていた。観音崎自然博物館では保全に力を入れ、現在数万匹を飼育している。

 韓国でもタナゴは希少種で、保全を続ける国立水産科学院の研究者が、観音崎自然博物館を定期的に訪問して飼育法を学んでいる。

 今後、研究機関同士が協力態勢をつくることで、効果的な保存法を探る。

 観音崎自然博物館の石鍋寿寛館長は「放置したら韓国でも絶滅しかねない魚。保全のための手助けができれば」と話している。

個人の意見

 何気なく、神奈川新聞社の公式サイトカナロコって魚の情報多いなァ。